「聞く」「話す(発する)」を重視し、トーマス・イングリッシュではこのシステムが一番理想的で
効率的だと考えているのが外国人先生+日本人先生2人一組レッスン。
これがどれほど子供たち一般の方に良いのか、そのメリットを紹介します。
ネイティブ外国人先生+日本人先生2人一組レッスン、先生はどのレッスンでも常に2人の
先生がつきます。
トーマスではこれが子供たちにとって、また一般クラスのレッスンに於いても最も効率的な
レッスンであると考えています。
外国人先生が中心になってレッスンを進めていきます。だけど中には理解していない子供たちもいて、そういう時に日本人先生が子供たちをサポート。また集中力のなくなってきそうな幼児や子供たちを日本人先生がヘルプすることで、大切なレッスンは途中で中断することなくスムーズに進めることが出来ます。
また初めてレッスンを受ける子供たちは最初、外国人先生が怖くて恥ずかしくて、言ってることが分からない。そういう時に日本人先生がお母さんのような、お姉さんのような感じで子供たちのそばにいてくれて「がんばって」って助けてくれます。一緒に発音したり、肩をポンポン「大丈夫だよ、そばにいるからね」って日本人先生がやさしく声をかけたりするので、子供たちは少しずつ安心してレッスンを受けることができます。
楽しい英語をつかったゲームがしたいのに、英語でそのゲームの説明をするのは難しすぎる。それを子供たちに理解させるだけで時間がどんどんと過ぎていきます。せっかく楽しいゲームをしようとしてるのにそのゲームに辿り着くまでに貴重なレッスン時間を費やすのは非効率、だからそういう時は日本人先生がてきぱきとやさしく子供たちに日本語で説明して充分理解してもらってから、面白いゲームを英語で始めます。そうすることで貴重な時間を費やすことなく子供たちは英語ゲームを楽しむことが出来、英語をマスターしていきます。
また日本人先生はレッスンに集中する外国人先生のサポート役として、子供たち生徒ひとりひとりの様子をしっかりと見ながら、お母さん、お姉さん、先生と三役をこなすよう遅れた生徒や分からない生徒に速やかに手を差し伸べて、生徒が一人でもレッスンに乗り遅れないよう付いてくれます。
だから2人一組レッスンはとっても理想的で、効率的!
2歳を過ぎた頃から、子供たちは急速に言葉を覚えていきます。
お母さん、お父さんの発した言葉や単語をスポンジのようにどんどん吸収して、自分の口から発するようになります。
実は、ちょうどその時の英語学習も非常に大切なのです。それは日本語をどんどん吸収していくよう、それと同じように英語も自然とどんどん、発音から吸収していきます。それはネイティブから発せられたイントネーションなどオーラル的なものまで吸収します。
この年齢で英語に触れさせることはある意味非常に大切です。ただ2歳3歳頃の子供はすぐにはその成果が見えてきません。日本語も片言で頼りなく話す程度なので、日本語もままならないのに英語なんてと考える保護者の方も多いと思います。けれど聞き取り力はこの頃から形成していきます。
自然と頭で考える英語でなく体で覚えていく英語、この時期から始めるお子様の多くが自然と体で覚えていく、英語が目に見えないけれど身についているのです。そしてそれは早ければ早いほどいいのです。
子供たちのそのような進化は目に見えて分かりません。それが英語の難しいところです。3歳から英会話を始めてもただのオウム返しでしかない。そう感じられるかたも少なくないと思います。しかし、焦らないで下さい、たとえ自分から喋ることが少なくても、子供たちが自ら声にして発するようになる時期は小学3,4年生からです。その時に確実に変化が見えてきます。自分の意思や気持ちを日本語と同じようハッキリ言えるようになる時期です。また聞き取りの能力は驚くほど小さい頃から身についています。
それは3歳や4歳頃に1年間、海外の英語圏で過ごしてきた子供たちは全く、びっくりするほどその発音から喋り方(オーラル面でも)まで限りなくネイティブに近い形になっているのが、その良い例です。
基本的に一般クラスに於いても、プライベートレッスン以外では外国人先生と日本人先生は常に担任といった形でレッスンに入ります。
一般クラスでもレッスンを中心に進めるのはネイティブ外国人先生です。そして日本人先生はそのレッスンのサポート的な役目を務めます。それはレッスンの中で、外国人先生が伝えたい内容を生徒の一人一人ちゃんと理解しているか、分からなくても分かったような返事をしていなしか、しっかりと日本人先生はチェックします。
外国人先生が教えたい言葉や内容をせっかくレッスンに来てもらっている生徒が、その半分も分からないまま進めていくのはもったいない限りです。そのためレッスンを100%分かってもらい理解を得るために、時々日本人先生が日本語でも説明します。また外国人先生が伝えようとしているものを訳して伝えます。分からないままではダメ、もったいない。
また逆に生徒の皆さんが質問したいことや聞きたいことなど、その言葉や単語がどうしても分からなくて出てこない時、あきらめてしまってももったいない。そういう時は直接日本人先生に日本語で伝えて下さい。先生は外国人に生徒の言葉をしっかりと外国人先生に伝えます。
一方逆にどの生徒も外国人先生のレッスンについていけてる、理解できてる時は、日本人先生は一切レッスンには加わりません。無闇に日本語も発しません。お互いが本当に理解してスムーズにレッスンを行い効率的にマスターしていくためには、日本人先生の役割は100%言えない、分からない生徒たちを最低限だけフォローするのに重要な役目となるのです。貴重なレッスン時間を無駄にして欲しくないから、トーマスでは外国人先生+日本人先生2人一組レッスンを行っています。レッスンは時に日本語で分かるまで、いい加減に理解できないまま終わるのは残念ですから。
一度外国人先生+日本人先生の2人一組レッスンを体感して下さい。
世界には国の数よりも多くの言語が使われていますが、その中でも国際語(公用語)としての英語の重要性はますます高まりつつあります。また最近では小学校・中学校などでようやく話す英語が日本でも関心や注目を高めつつあり、その習得は早ければ早いほど効果的で自然と理想的に身に付いていくものだと言われています。
自然と身に付いていくネイティブな外国人との英会話に触れていくこと、Phonics(フォニックス)など正しい発音、それにコミュニケーションとして体で自然に覚える英会話、TPR(Total Physical Response)など本来必要となる英会話は、やはり英語圏の人が発する音で聞き習得していくのが一番の理想的学習方法です。また英会話は必ずネイティブからその目を見て楽しくレッスンするのが基本です。外国の子供たちが日本語を覚える時、外国人から日本語を教わることはありません。それと同じく英語を日本人からマスターしようとすると、発音など様々な見えないところで弊害が出てきます。
トーマス・イングリッシュでは、英語というものが人とのコミュニケーションとしての言葉として、話す・通じあうことへの貴重さを教えていくととも、これから英語(外国人)に初めて接しようというお子さまのために、「英語はこんなに面白い!世界の人と通じる言葉である」を理念に、遊びやゲーム、コミュニケーションとしての材料として英会話を取り入れ、英会話を通じ言葉や遊びの面白さを感じさせていくこと、英語は大切な言葉の一つということ、楽しく教えネイティブスピーカーによる適切な発音とレッスンによってきめ細かに、英語というのは実際外国人を目の前にして、そして使ってこそその価値が、つまりコミュニケーションとして重要な言葉ということを感じていくのです。
トーマス・イングリ置きながら、次の「読む、書く」にも徐々に年齢や年数に応じて、苦痛のないよう移行していきます。また「出来るだけ多くの、しっかりとした本物の英語を聞いてもらう」ため、基本的な発音を持ったネイティブ先生を採用し、また限られた時間内に効率よくその時間を確保し、スムースにクラスを進めるため、日本人教師も入り、チームティーチングという形態でレッスンを進めております。
TPRとは英語圏の国々で、英語圏以外の国からやってきた子供たちに英語を教育するために、ごく一般的に使われる手法です。TPR理論そのものは非常に分かりやすいものです。日本人の赤ん坊が、日本語を覚えていく過程で、お母さんは日本語の文法を赤ん坊に教え、それで日本語を話せるよう教育する訳ではありません。赤ん坊は「立っちしなさいよ」とか、「マンマ?」などと話し掛けられ、もしくはおじいちゃんとおばあちゃんの間で交わされた会話を自然と耳にし、いつの間にか日本語を理解し、話せるようになります。耳にしたことを何となく赤ん坊は実践し、周りの反応を伺います。つまり体を使い自ら体験し、確認しながら言葉を習得していきます。TPRはそういう理屈に基づいています。
発生言語学というものがあります。一体どういう順序で人は母国語を習得していくのかを考える学問です。日本人の子供は「マンマ」くらいから話し始め、「ぼく、ジューチュほちい」などと主語が文に組み込まれるようになり、そのうちにきちんとした日本語を話せるようにようになります。当然、英語を母国語として話す人々の間でも同じようなことが起こります。英語圏の国の子供は、例えば初めから三単現のsを上手に使いこなせる訳ではないということです。この発生言語学がTPRのバックボーンになっています「じゃあ、どんな順番でもいいから英語でどんどん話し掛ければいいのか?そうすれば子供たちはいつの間にか英語を理解し、話せるのか?」ということは、有り得るでしょうが合理的ではありません。発生言語学に沿い、言葉あるいは表現を階段を上がるようにして単純なもの、覚えやすいものから系統立てて教えていくべきです。
“Stand up” “Sit down”など単純な命令文から始めます。こういった命令文を教師がジェスチャーや時には絵を使って教えます。後に”Can you swim”など文は段々複雑になっていきます。子供や生徒、それに一般の方々は教師から与えられた文に対し、言われた通りの動作をしたり、口頭で答えたりと反応します。TPRで大切なことは日本語訳を与えないことです。ネイティブ先生がどんどん英語を生徒に浴びせるのです。では、TPRでどんな効果が得られるのでしょうか?もちろんリスニング能力が高まると言う分かりやすいものもあります。しかし、こちらの方が副次的というか、おまけのようなものだとお考え下さい。これよりももっと重要な効果があります。それは一言で言ってしまえば「英語専用の神経回路を作ること」です。
この神経回路は、何も会話の時にだけ役立つ訳ではありません。長文問題にあたる時も大いに役立ちます。何しろ英語を英語の語順のまま理解出来るのですから。
私たちは幼い頃より、「聞く→話す→読む→書く→文法」の順序で日本語を学んできました。文法が最後なのです。この順序は世界中で普遍です。要するに、この順序が一番合理的だというのです。
TPRは入口の「聞く→話す」の部分を担当します。TPRでは散々に英語を聞かせ、英語を体験させ、そうして「読む→書く→文法」となります。最後に文法で何となく理解していた英語を整理してあげます。そうすると文法のみを習い、頭だけで理解するよりずっと大勢の子供たち含め生徒は英語を得意科目、得意とするようになります。
アルファベット“ABC”を日本の小・中学校では一般的に、「エイ・ビー・スィー」と読むと習います。ところが、このアルファベットを習っても単語は読めるようになりません。「エイ・ビー・スィー」とは文字の名前のことだからです。私たちはこの読み方をアルファベットの「名前読み」と読んでいます。
トーマス・イングリッシュではアルファベット“ABC”を「ア・ブ・クまたはカ」と教えます。この読み方の方を名前読みに対して、「音(おと)読み」と呼んでいます。この音(おと)読みがフォニックス、つまり英単語の読み書きの基本的ルールとなります。
このPHONICSの大切さ、重要性はここに5つの安心でも取り上げられてるようにネイティブからしっかりと覚えておくべき、英会話をするための「発する」「読む」といった動作の基本となっております。